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スキンケアの第一歩 まずは知ろう【肌のしくみ】

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目次

はじめに

肌の基本的な知識を身につけて、肌トラブルの解決に繋げましょう!!肌の構造を短時間で知り、明日からのスキンケアに役立てましょう。

1 皮膚のつくり

皮膚は、「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層から成り立っています。それぞれの層に機能があるので見ていきましょう。

表皮 → 肌を外から守り、水分を保つ
■化粧水で、ケアできるのは基本的に角層までです。肌の透明感を出し美肌になるためには、内側と外側の両側からのアプローチがもっとも効果的であるとされています。

真皮 → ハリと弾力をつくる肌の土台
■真皮の70%はコラーゲンで出来ていいます。25歳を過ぎたあたりから少しずつコラーゲン量は低下していくとされています。若いうちから日焼け止めをしっかりぬり、UVケアを徹底することが肌のハリや弾力を保つことに繋がります

皮下組織 → 皮膚を支えるクッション
■真皮の下に広がる皮下組織。その大部分は皮下脂肪で、肌を支えるクッションの役割があります。

紫外線のダメージによる老化
真皮のコラーゲンは、年齢を重ねるとともに量は低下します。しかし、紫外線によるダメージが重なると頑固なシワの原因になります。1度深く定着したシワは、なかなか改善ができないため、とにかく予防することが重要です。

2 皮膚のはたらき

生まれ変わりを繰り返す肌のしくみ

肌の新陳代謝を促す
 表皮の細胞は、日々皮膚の新陳代謝によって生まれ変わります。このはたらきを「ターンオーバー」といいます。そのサイクルは、約28日(4週間)です。加齢によってその周期は遅くなります。ターンオーバーは、生活習慣の乱れに大きく影響を受けるため、日々の生活を見直す必要があります。

❷外の刺激、水分の蒸発から守る
 紫外線や大気汚染、花粉やハウスダストなど、皮膚は常に過酷な環境下にいます。そんな環境でも肌の潤いを保てるのは「バリア機能」のおかげです。バリア機能を担うのが肌の表面にある角層です。角層細胞内には、「天然保湿因子(NMF)」というアミノ酸や乳酸などから構成される水分を吸収・保持する物質があります。

バリア機能の低下による影響
乾燥などによってバリア機能が低下すると、外からの刺激に対して過敏になり、炎症を起こしやすくなります。また、水分が蒸発しやすくなるという内から外へのバリアも弱まり、より乾燥が進行します。さらに進行すると、かゆみや赤み、湿疹などのトラブルになってしまうため早めのケアが大切です。

バリア機能

3 肌の老化

肌の老化を加速させる2大ストレスとは

酸化ストレス
肌の老化は加齢だけでなく、紫外線ダメージによってより加速されます。酸化ストレスは、紫外線ダメージによりコラーゲンが低下し、より深いシワをつくってしまいます。

糖化ストレス
糖化とは、体内で余った糖分とタンパク質が結合することで、この糖化によってつくられる老化物質「AGEs」がコラーゲン層に蓄積されます。そうすると、シワやたるみとなるだけでなく、シミの原因とされる「メラニン」が作られやすくなります。

エイジングケアに必要なもの
加齢による「たるみ」などのサインは、皮膚だけでなく、その下の筋肉や骨にまでも大きく影響します。スキンケアでできるのは、皮膚の表面にとどまります。化粧品だけでなく、毎日の食事や運動などによる筋肉や骨のエイジングケアも意識するようにしましょう。

さいごに

未来の自分の肌に、心から自信がもてるようになりたいものですね。本記事によって、皆様の毎日のスキンケアの助けになれれば幸いです。今後もスキンケアや美容関連の記事をアップしていきますので、
どうぞご覧ください。

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